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清元ー北州

約 1 分

北洲ー2-1

清元ー北州

第一回早乙女会のお開きに踊りました。
男舞ですので、本来なら前割れという鬘の結い方で女性が男性の踊りを踊るときに用いる髪型です。
ですが若いということもあり文金で女性が男性の真似をして踊るという形式で踊らせて頂きました。

清元ー北州の解説

本名題ー北州千歳寿(ほくしゅうせんねんのことぶき)
作 詞ー太田蜀山人
作 曲ー川口お直
振 付ー花柳寿輔(初世)

題名を見て頂ければわかるように、ご祝儀曲です。
この曲は、富本から清本と言う一流を立てた初代清本延寿太夫のために作られたもので、吉原の四季の風物を述べながら延寿太夫を祝福した祝儀ものです。

重ね扇子

北州の構成

文政元年(1818)に曲ができました。
その後、花柳寿輔(初世)が振りを付けましたのがきっかけで各流派で踊られるようになりました。

北洲とは北の国という意味で、江戸の北ということになりますが吉原をさしているのが特徴です。
初めは、重々しく品格の高い能がかりから始まります。
霞の衣の歌詞になると、一変して砕けた曲調に変わります。
しかし、品格を忘れてくだけ過ぎてはいけないと教えられました。

この曲は、実に沢山の人物や風物を踊り分けなければなりません。
通客や太鼓持ち、禿に馬子、太夫等々沢山の人物が出て来ます。
また、景色などの表現もお扇子一つで表現しなければなりませんので実に難しい曲です。

そして、最後はまた寿を祝して終わります。
北州ー形成

北州の見どころ

北州の見どころは、振り振りとの変わり目や男性と女性の踊り分けやそれぞれの役柄になっているかということになります。
衣装は素踊りのご祝儀ものとなりますので、男性なら黒紋付に袴。女性も黒の進模様の紋付。または男女共色変わりの紋付と言うことになります。

初めの部分

「凡そ千年の鶴は、萬歳楽とうたふなり」とはじまる最初の能がかりの部分です。
足を割った時に裾が開き過ぎて、裾の中の襦袢が見えないように踊るのがポイントです。
北州ー踊り初めの振り

変わり身ー女性の部分

禿になって踊っています。可愛く見えるように頑張っています(笑)
北州ー禿
新造(出立ての花魁)ですから若い感じを出さなければいけないようです。
北州ー女性の振り

廓の若い衆

花魁道中をテレビのニュースなのでご覧になられて事はおありでしょうか?
その時、大きな傘をもった若い衆がいるのですがその振りをしています。
北州ー傘も地の若い衆の振り

舞納める

「國安圀と 舞納む」となります。
北州-踊り姿5


北州を若くして躍らせてい頂くことが出来て感謝です。
この時、持って踊りましたお扇子はお名取を頂いたときに家元様より賜るものです。
紫が舞台に映えて美しいです。

ご祝儀曲は、初心者の方には少し退屈かもしれませんが色々な表現を見て頂ければ楽しいものになります。
是非、一度は見てくださいね。
菊とお扇子

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